虹の会とは
虹の会は、つくば学園都市やその周辺地区に住む外国人の支援と国際交流を目的として1981年に発足しました。以来、様々な活動を通じてつくばに来て間もない外国人への生活支援や、日本語講習などを行ってきました。
日本語クラスでは毎年100名を超える人達が学んでいます。今までに参加者は約3,000名を、修了者は2,000名を超えました。
さらに1987年に外国人に必要な生活情報を、冊子”Tsukuba City Guide”により提供を始めました。その後改定を繰り返し、1994年に第3版を発行し、そして1995年にはTsukuba City Guideの情報をインターネット上で公開を開始しました。また、つくばでお産する海外からの女性やその家族のために、他では掲載されていない多言語(6ヶ国語)によるお産の言葉集も掲載しています。
こうした英文による生活情報の提供やバザーによる生活必需品提供、日本文化の紹介などにより外国人のつくばでの生活のスタート、それに続く日常生活を支えてきました。
そしてこれらの活動により、つくば市民と外国人、また、外国人同士の異文化交流、相互理解、共生という望ましい国際交流が生まれています。
このような活動が評価され、平成9年につくば市、平成11年に日本善行会、平成12年には茨城県から表彰を受け、平成14年には小平賞特別賞を受賞しました。
日本善行会 |
茨城県 |
小平賞特別賞 |
昨年3月で30周年を迎え、記念誌「虹の会の軌跡」を発行いたしました。時代の流れと共にその活動内容を変え、現在は、虹の会日本語指導部、日本語個人指導部、文化交流部の3部によって日常活動を展開しています。